代表挨拶

変革する世の中の渦の真ん中に我々が携わる食品流通業、そして生産に関する農業自体が巻きこまれており、否応なしに構造改革を迫られております。

今日までの生産から販売までの青果流通は、作り手側、買い手側のコミュニケーションが一方通行であることが多く実質的に生産から流通に携わるすべての人たちの物心両面の幸せを度外視した構造が見受けられておりました。

弊社藤生グループでは、グループ全社にてそこに関連するスタッフ、協力会社の皆様、契約産地の生産者の皆様からの”思い”とお客様との”思い”をつなぐ企業となり、【青果に関する世界一クリエイティブな会社】を目指しております。

そのために弊社スタッフは今までの「もの売り」から消費者の「食のシーンをソウゾウ(創造・想像)した提案者」に生まれ変わることを念じ日々精進しております。

現在、弊社本社が位置しております群馬県でも後継者不足による離農が進み、”安心・安全・ホンモノを追求する”作り手”が大幅に減りいよいよ深刻な社会問題にもなってきました。

弊社グループ (株)片貝鮮農では農業改良普及員の指導により手を加えた自社パイロット農場での独自ブランド商品の開発、契約農家への営農指導、群馬県特別栽培農産物の認証などにより21世紀の農業問題への改革、挑戦を続けております。

グループスタッフ一同で高い理想だけは持ち続けて前向きにチャレンジしている会社ではありますが、現実的にはまだまだこれから皆様に育てていただかなければならない会社です。

これからもお客様のため、農家のため、農業のためにスタッフ一同鋭意努力していく所存ですので今後とも皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。