先日の雪の予報をきっかけに冷たい風が入り込んで寒い日々が続いています。
朝、うっすらと張った氷で滑りかけました。
みなさまもお気をつけください。
さて、面白い記事を見つけました。
熊本のデコポンという果物をご存知でしょうか。ヘタの部分がぽこんと出ているかわいらしい見た目の柑橘です。
見た目も名前もかわいいデコポンですが、正式名称は「不知火(しらぬい)」といいます。
デコポンという名称は平成5年に熊本県果実農業協同組合連合会が商標登録しました。なので、デコポンを名乗るには厳しい検査があるのです。
デコポンになるには、「糖度13度以上、クエン酸1%以下」という規定をクリアしなければなりません。
今は熊本産のものでなくてもデコポンの名を使えるようになりましたが、それまでは各地で工夫を凝らしたかわいらしい名前が付けられていました。
静岡:フジポン(ふじぽん)
愛媛:ヒメポン(ひめぽん)
広島:キヨポン(きよぽん)
徳島:ポンダリン(ぽんだりん)
・・・文字だけ見ると何を指しているのかわかりませんが、ポン・リンが付くとかわいらしさが感じられます。
可愛らしい名前で人目を引いて、食べてくれるのなら・・・
苦手な野菜へのアプローチをネーミングを可愛らしい愛着の持てるようなものにしてから食べてみる、というのもありかもしれません。
今市場に並んでいるデコポンはハウスで栽培されたもの。露地ものの旬は2月~4月頃です。その頃にまた、旬やさいのコーナーで紹介したいと思いますので、そちらも見て頂けたら幸いです。