明日からあさってにかけて低気圧が通り、関東の内陸は雪になるかもしれないという予報が出ています。車通勤なので霜の状況などは分からないのですが、足が霜焼けになるほど寒いことは確かです。風が吹くとより寒い群馬の冬です。
さて、最近食べた野菜と題しまして、なばなの話をしたいと思います。
「なばな」というと春に土手いっぱいに咲く菜の花のイメージがありますが、実は菜の花はアブラナ科の黄色い花の総称で、いろいろな菜の花があるのです。(初めて知りました)今回紹介するなばなもその1つです。
なばなを頂いたときは、「ほろ苦いんだよなぁ・・・」と思ってしまいましたが、この時期出るなばなは苦味やえぐみはなく、甘くて食べやすいのです。とてもおいしくいただきました!
市場には花が咲いているものから蕾のものまで並んでおり、少しだけ華やかな感じがします。
(一般的に花が咲いているものは苦味が出て食感も悪くなるようですが、時期的なものなのか地方市場の商品だからなのかわかりませんが、せりにかけられています。私が食べるものは花が咲いていても甘くておいしいです)
このなばなの食べ方ですが、生食ができます。ゆでてもおいしいです。パスタや炒め物、お漬物などにも向いています。万能です。
私は基本的にサラダとして生食してしまうのですが、香港や中国などでは軽くゆでたものにオイスターソースをかけて食べるのが主流のようです。(確かに香港でオイスターソースのかかった青菜を付け合わせで食べました)
栄養素としてはβ-カロテンが豊富です。風邪予防効果のあるβ-カロテンを沢山とって元気に冬を乗り切りたい方は炒めたり、油を使って調理することをおすすめします。
これからクリスマスに向けて、スティックサラダとしてきゅうり・にんじん・大根・セロリなどとともに花の咲いたなばなも一緒に飾ってみると、食卓も会話も華やぐかもしれません。